ニーリーには伝えるべき魅力がたくさんある。~出産育児からの新しい挑戦~
こんにちは!ニーリー広報の佐藤瑶子(さとうようこ)です!ニーリーに広報として入社して1年が経ち、広報主語の発信も増えてきたので、自己紹介もかねて記事を書かせていただこうと思います!
営業の挫折からエンタメ業界で12年
新卒ではインターネット企業に入社し、ECのコンサルティング営業に従事しました。地元の熱海が実は買い物難民地域だったこともあり、日本のEC拡大のお仕事をしたいと思ったのが入社の理由です。実際に日本全国の店舗さんを担当して売上を伸ばすお手伝いができることにやりがいを感じていました。ただ、営業という仕事自体には中々苦戦し、違う仕事の方が向いているのかもしれない、と逃げるように転職を考え始めました。
ちょうどそのタイミングでたまたま誘われて、エンタメ業界に足を踏み入れました。海外からアーティストを招聘してライブやショーを行うプロモーターという仕事です。社会人としてやっていく自信をなくしていた時でしたが、お客さんが喜ぶ企画を考えたり、出演者・演出家や照明・音響など表現者や技術者の方たちと一緒になって作品を作ることが性に合っていたのか、だんだんと仕事を任せていただけるようになりました。また「メッセージを世の中に伝えることの天才たち」と集まって一つのものを作り上げる過程と、そのメッセージが込められた作品を見てお客さんが感動しているのを見ると、苦労が無かったことのように嬉しく、すっかり仕事にハマってしまいました。
エンタメ業界の知識や経験を拡げたいと思って転職した広告会社のエンタメ部門では、最初の仕事としてスポンサー営業を命じられました。前々職の経験から営業に抵抗感があったので最初は怯みましたが、やってみると同じ営業でも販売商品や業界によってやり方も商習慣も全く違うということを知りました。その中で、エンタメ業界に貢献したい!という思いから0から商品もクライアントも掘り起こし、徐々に仕事が取れるようになっていき、ようやく営業という仕事に対する自信を持つことができました。
約6年音楽や美術、映画などあらゆる作品のスポンサー業務に携わり「もう一度いちから作品作りがしたい!」と、2018年に劇場や映画館を有する文化施設に転職。在職中に結婚・出産を経験しました。仕事は充実していたものの、エンタメやイベントの仕事は「その時、その場」にいなければならないことが多く、子育てと両立している人は会社にもほとんどいない状態。担当案件を持たずにアシスタントとして続けることもできたのですが、子どもが大きくなるまでずっと100%の力を出しきれずに働くしかない未来に、もやもやしていました。
「人生100年、30代も後半だけど、今から違う道もまだ挑戦できるのかもしれない」と思い立ち、転職するなら自分の経験が少しでも生かせる仕事に就こう!と業界も職種も決めずに転職活動を開始しました。
ニーリーに入社したのはオファーレターが刺さったから
最初から広報を目指していたわけではなく、色々な企業の選考を続けていく中で自分が貢献できそうで自分自身も納得できる職種が広報でした。
エンジニアの上田さんも入社エントリで書いていたのですが、ニーリーはその人自身と向き合う文化があると思います。私の経験業界や職種が汎用性が低かったことと、当時1歳の小さい娘がいるハンデを抱えた状態での転職活動を覚悟していました。そんな中で出会ったニーリーからいただいたオファーレターには、私の営業の経験やモノづくりの経験から、「ニーリーを発信するリレーションを作ってほしい」「ニーリーの魅力を言語化してほしい」と書いてあり、「これなら私の経験でも活かせる事があるかもしれない」と思い、入社を決めました。
また、月極駐車場を基盤として、EVやカーライフに関わる新規事業などのお話しもあり、社会への価値が大きい事業だとも感じました。今後、ニーリーとコミュニケーションが発生するであろう人や会社はどんどん増えていきそうだ、これは広報発信のしがいがありそうだと思いました。
さらに、広報としてのスキルアップを考えた時に、toBもtoCも双方の経験ができそうなビジネスモデルに興味を持ったことも理由の一つです。
※上田さんの入社エントリはここから読めます!
実際に入社してみて~発信すべき魅力がたくさんあるニーリー~
実際に入社してからは、いい意味でのギャップが沢山ありました。
1.人のエネルギーが高いこと
広報としての業務で、ニーリー公式noteでのインタビューや記事を企画していて色々なメンバーの話を聞く中で、他社での昇進やキャリアを投げうって、ニーリーで挑戦しようとしている人や、ニーリーのミッションを自分の目標と捉えて日々奮闘する人、お客様のために必死になっている人、社内の従業員が働きやすくなるように常に考えている人など、とにかく仕事に対するエネルギーが高い人が多い会社だと感じています。スタートアップへの転職というと自身のスキルアップや力試しをしたいという気持ちが少なからずあると思うのですが、それだけではなくてその自身の成長を事業の成長にコミットさせたいと、事業主語で考えている人がとても多いことも、魅力的だなと思いました。
2.事業が支持されていること
入社してみると、思った以上に事業が急拡大していました。導入してくださる不動産管理会社様やオーナー様、駐車場ユーザーも全方位で毎年増え続けていて、確実に利用者に評価されてきていることを強く感じました。
クライアントもニーリーのファンになってくれて、徹底活用してくださっています。
また、利用者だけでなく、大型の資金調達も実施するなど投資家からも評価を受けていることも強みだと思いました。
3.事業の可能性が無限大なこと
代表佐藤が良く話す話に「可処分時間の増加」というキーワードがあるのですが、クライアントにとって、業務負荷削減によって生まれた時間で、より力を入れたい事業に時間を割くことができたり、勤務時間が長いと言われる不動産業界においてシンプルに勤務時間が短くなってプライベートの時間が取れるようになること、クライアントだけでなくユーザーにとっても駐車場探しと契約、支払いなど本来時間をかけたくない作業が短縮できるのは、それだけでも大きな価値があります。
時間の価値は、この情報過多の時代においてこれからどんどん重要度が増していくと思っているので、その時間を生み出すサービスということにとても可能性を感じています。
さらにカーユーザーにとって駐車場は、車に乗るたびに必ず意識するものであり、生活の起点となる場所なので、そこからその人の生活に関わるあらゆるサービス展開の可能性が無限大にあります。現在もEVの充電サービスやユーザー特典など徐々に新規事業がスタートしていますが、これからの展開が楽しみです。
これらの魅力がもうきちんと世に伝わっているかというと、それはまだまだこれからだと思っています。これは広報として伝えていかなければいけないミッションです。
業務内容~広報の仕事の幅は無限大~
入社前にイメージしていた広報の仕事は、メディアに取材していただくためのメディアアプローチ営業と、プレスリリースや記事などの原稿、コンテンツを作るというイメージがメインでした。しかし、実際は広報の仕事は本当に幅広いことを痛感しました。
現在は大きく3つのテーマで広報活動を行っています。
・社外広報
資金調達や業務提携など、事業上のニュースが発生した場合は、プレスリリースを作成します。また、リリースに合わせてメディアへニュースを持ち込み、記事化の打診をしています。
2023年もっともアクセスの多かったプレスリリース
「業界No.1のモビリティSaaS「Park Direct」を運営するニーリー、総額16億円の資金調達を実施」
・採用広報
ニーリーの事業・人・組織の魅力を発信するためにニーリー公式noteを始めました。社内のメンバーへの記事依頼やインタビュー、社外の方との対談、代表記事などあらゆる記事を月2~4本ペースで公開しています。
【ニーリー公式note1周年!】オウンドメディア立ち上げで取り組んだこと
・社内広報
ニーリーでは普段、リモートワーク・オフィス出社が自由に選べるハイブリッドスタイルをとっています。普段直接顔を合わせないメンバーも多いため、半期に一度オフラインで集まる社内イベント『全社キックオフミーティング』を実施しています。
また、それ以外にも月次での「全社共有会」で新規入社者の紹介や各部署の進捗確認をしたり、四半期に一度「コーポレート室会」でコーポレート組織内でのトピックス共有の機会をつくっています。
もう一つは、noteに書いた記事やプレスリリースを社内にも共有して、他部署の理解やニーリー全体のトピックスをプッシュして皆さんに知ってもらう取り組みもしていますが、この社内共有や拡散の方法はまだまだアップデートの予知がある部分だなと思っています。
・これから挑戦したいこと
広報は発信を継続することが大事だと思っているので、引き続きnoteでの発信やプレスリリース、社内イベントの運営は続けていきます。その上で、広義で事業拡大・組織拡大により貢献できる広報にも挑戦していきたいと思っています。
今年、ニーリー全員の努力の末、47都道府県全てにPark Directを導入することができました。本当に使わない理由がないサービスだと思っているので、日本全国隅々までPark Directの拠点や利用者をもっと広めたいですし、その拡大を加速できるような広報活動をしていきたいです。
もう一つは、私自身が体感した“働きやすさ”を、ぜひ皆さんにも知ってもらってどんどんニーリーに参画していただきたいです。
子育てしながらの異業種への転職1年目は最初から順調に行くはずも無く、最初はどう時間をやりくりしたらいいのか、何をどう考えて進めたらいいのかしばらくは雲の中にいるようでした。しかし「しっかり仕事のアウトプットを出したい」という気持ちだけは強くあったので(笑)「できる方法を考える」ことに対して本当に様々な方に根気強く、かつ暖かいアドバイスや意見をいただきました。
「働きやすい会社」とは、制度があることよりも、その人自身の事情とやる気を受け入れるカルチャーがあることの方が大事で、ニーリーはそれを体現している会社だよ!とお伝えしたいです。
ニーリーで働く魅力は選択肢
ニーリーのミッションは「社会の解像度を上げる」です。このミッションの背景には、選択肢の幅と数は多ければ多い方が良いという考えがあります。
面接の時に、代表がお子さんの小学校の通学路で旗振りをやっていると聞いたのが本当に印象的で今でも覚えています。人それぞれ大事なものがあって、仕事はその一つであるということ。そして、仕事をする上でその人が最もパフォーマンスを発揮できるように働き方やキャリアを選択できる環境が、ニーリーにはあると思います。
地方からリモート勤務でも着実にステップアップしている人、子育てをしながらバリバリ働いている人、様々な働き方のメンバーが集まっています。
私の中で、会社も一つの作品と考えることがあります。あらゆるスキルを持ったメンバーが集まって一つの事業を作りあげ、世の中に提供し、それを受け取ったお客様に喜んでいただける。そんな会社にしていけたらなと思います。
そもそもSaaS業界自体が新しいので、それぞれ自分の環境から何かを変えてチャレンジしにニーリーに来ています。だから経験が無いからと尻込みする必要も無いなと感じています。私のように子育て中の方だけでなく、何かの事情があって今の環境では100%の力が出しきれていない方がいたら、ぜひ一度ニーリーの人と話をしてみてほしいです^^
株式会社ニーリー コーポレート本部 人事部広報G 佐藤瑶子 Yoko Sato
新卒で楽天グループ株式会社に入社し、楽天市場の広告営業としてファッションジャンルを担当する。エンタメ業界に転職し、どっぷりハマる。複数社で音楽ライブの制作やアーティストの招聘、美術展や舞台芸術のスポンサー・タイアップ営業、出資、宣伝、直近では劇場勤務で演劇制作を経験したのち、出産育児を期にニーリーに広報として転職。趣味はダンスと、ダイビングやキャニオニング・温泉など“水”に入ること。