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新卒第一号メンバーが語るニーリー入社の決め手とは~心から伝えたい事業の価値とチャレンジできる環境~

はじめまして!ニーリーの和田涼花(わだりょうか)と申します。2024年4月にニーリーに入社しました。いままでインターン経由からの入社はあったと聞いていますが、本格的な新卒採用開始からの入社は私が初となります。現在はクライアントサクセスグループに所属しています。

今回は入社エントリとして、私がなぜ新卒でニーリーを選んだのか、就活の軸としたことや、ニーリーに入社して挑戦したいことなどをお話しします。就活に行き詰まって悩んでいる人や、「新卒でスタートアップってぶっちゃけどうなの?」と気になってる方々のご参考になれば幸いです!

変化が好きな自分には、働く場所が毎回変わるアルバイトが合っていた


中学時代はソフトテニス部、高校時代はマーチングバンド部と、ひたすら部活動に励む生活を送っていました。大学では心理学部で対人・社会心理学科を専攻。人、人と社会の関係を学びながら、対人コミュニケーションスキルを養うことを目的とした学科です。

大学時代はその勉強に励みつつ、アルバイトにも力を注いでいました。人と接する仕事がしたくて接客業をしていたのですが、特にやりがいを感じていたのが、地域イベントの派遣スタッフの仕事です。イベントスタッフはその日によって働く場所や担当の業務が変わるんです。例えばファッションショーや新商品発表の記者会見、ワクチン接種会場など。変化がある環境が好きなので、そうやって毎回違う場所や違う役割で働けるところが私に合っていたと思います。

それに、いろんなポジションを経験して対応できる範囲が広がると、自分なりに仕事に対する工夫ができるようになるんです。誘導係、受付、受付後の処理などたくさんの役割があるので、「次の作業はこれだから、受付担当の私が書類をこうやってファイルに挟んで渡したら次の人は仕事がしやすいだろうな」とか、他のポジションの人のことを考えながら仕事をするのが楽しかったですね。

就活初期は大手志向。自分を見つめなおしてベンチャー志向へシフトチェンジ


就活を始めたのは、大学3年生の1月です。最初は親が安心するかなと思いとりあえず大手企業を受けていて、「これがやりたい」といった自分の意思はない状態でした。ただ、就活を進める中で徐々に「自分が本当にやりたいことって何だっけ?」と考えるようになって。

そのときに一番に出てきたのが、「いきいきと仕事をしたい」という思いでした。仕事で疲れ切った顔で満員電車に揺られる生活は嫌だなと思ったので、じゃあそのためにはどうすればいいのか、という観点で就活の軸を作っていったんです。

その結果、私が就活の軸として決めたのは次の3つです。

①人の思考と向き合い続ける仕事

大学で心理学を学んだことで、人の心の変化に興味を持っていました。心理学を活かした仕事というと“カウンセラー”を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、私は一対一の臨床現場より、より多くの人の行動を分析するというようなことに興味があったので、世の中の心理傾向を読み取って人々の行動を促す仕事である広告運用や、人の人生観に触れたり、人生の大きな決断に立ち会えるような人材業界を中心に就活を進めることにしました。

②成長市場のベンチャーやスタートアップ

伸びている業界に身を置けば、自分が予想しないようなチャンスが回ってくるのではないかと考え、成長市場にある企業で、会社規模としてはベンチャーやスタートアップで考えていました。

地域イベントの派遣スタッフでもそうでしたが、私は毎日決まったルーティンよりも、日々変化がある環境で仕事をするほうが好きなタイプです。そのため、自分の担当範囲や業務の流れがしっかりと決まっている大手企業ではなく、日々目まぐるしく状況が移り変わるであろうベンチャーやスタートアップで働きたいと考えていました。

③挑戦する打席を掴める環境

自分の意欲さえあれば行動に移せる環境のほうが、ストレスなく働けそうだと思いました。それに個人のスキルが求められる時代になったことで、30代までに1つ大きな強みを持っていたいという考えもあったんです。そのためにも自分の意思で打席に立ち、経験を重ねていける環境に身を置きたいと思っていました。

ニーリーへ入社した理由:魅力的な3つのポイント


ニーリーを知ったのは、私の学生時代のアルバイトの話や就活の軸を聞いたエージェントさんからの紹介です。「ニーリーが合ってるんじゃない?」と勧めてくださったため、一度選考を受けてみることにしました。

就活軸としていた3つに当てはまることと、企業として次の3つの観点が魅力的だと思ったのが、最終的に新卒としてニーリーに入社した理由です。

・事業が素晴らしいと感じたこと
・働いている人のスタンス
・ビジョンへの共感

・事業への興味
これまで紙で対応していた駐車場契約がオンラインで完結できるようになることで、駐車場を借りる人の手間が省けるのはもちろん、駐車場の管理会社様やオーナー様の作業の負担も軽くなる。これは世の中的にも絶対に需要が高いサービスだなと。むしろ、これを使わない理由って何があるんだろうか、とさえ思いました。

一般的にBtoBtoCの事業は、誰かのメリットが誰かのデメリットになってしまうことも少なくないと思います。でもPark Directは関わる人みんなにメリットがある。そこに惚れました(笑)。私は自分が心から良いと思ったものしか相手に伝わらないと考えているので、自信を持って「このサービスは価値があります」と言えるところがニーリーを魅力に感じた理由の1つです。

・働いている人のスタンス
“いきいきと働けるか”、これは私の就活の軸としてとても大切に思っていたことだったのですが、その要素としてどんな人たちと働くか、は非常に大事な要素だと考えていました。その点でニーリーの方々とお話ししたときに、「この人たちと働きたい」と率直に思いました。

また、ニーリーの選考では、他の企業では聞かれないようなことを深掘りされたのが印象的でした。他社の選考では私が何ができるかということに重点を置いた話が多かったのですが、ニーリーは私がどんな人なのかを理解するための質問が多かったんです。

例えば二次面接ではなぜ心理学を専攻したのかを聞かれて、「元々人の気持ちを考えて行動することを大事にしていて・・・」という話をしたのですが、そもそも「なぜ人の気持ちに興味を持ったのか」を深堀していただき、その原体験となる幼少期にまで遡りました。

詳細は割愛しますが、幼少期の経験から「物事の見方は1つではなくて、誰がどの立場から見るかによって捉え方が変わることを学び、それが心理学の専攻に繋がった」ということを一緒に整理していただき、「きっと、面接官の方は、私がどんな人なのか、行動する力の源泉になるその根っこの部分はなんなのかを知ろうとしてくれて、その考えを大事にしてくれる社風なのだろうな」と感じ、とても刺さりました。

・ビジョンへの共感
ニーリーでは「社会の解像度を上げる」というミッションを掲げています。「世の中には私たちを思考停止にさせる言葉が溢れているけれど、それは本当だろうか?」「何かのきっかけでもっと社会の解像度が上がれば、また違った選択肢が見えてくるかもしれない」といった内容で、難しい話ではあるものの、就活中の私にとても刺さったのを覚えています。

就活を通して自分を見つめ直して、自分が本当は何をやりたいのかっていうのを、解像度を上げるというのはすごく難しいなと思いましたが、会社全体として、解像度を上げることで世の中の選択肢を増やすという難しいミッションを掲げつつ、ちゃんと経営やプロダクトがそれに沿って成長していっているなと、選考でお会いする方々にも感じましたね。

※ミッションについて詳しいことは、代表のnoteを読みました!

ニーリーに入社して

ニーリーに入社して約2ヶ月、私がどのように働いているかをご紹介したいと思います。

現在の業務

初期配属はクライアントサクセスグループになりました。具体的な業務は、セールスの方が受注したクライアントを引き継ぎ、Park Directでの運用を開始するためのデータ収集や、Park Directの操作方法の説明、さらに既存の契約済み駐車場のPark Directへの切替や活用方法のご提案などです。チームメンバーやメンターの方にサポートいただきつつ、徐々にクライアント対応に慣れているところです。

入社後に感じたこと

とにかく、働く人たちのパワーがすごいです。体育会系というわけではないのですが、内に秘めた情熱を感じますね。目の前の課題に対して自分が何ができるのかを常に考えていますし、特に月末に近づくにつれて「絶対KPIを達成するぞ!」という熱量がすごくて、仕事への真摯な姿勢をとても尊敬しています。

それから、一番はやはり事業の価値を感じられることです。今、クライアントの商談をしていても私の力不足で説明に詰まることが多々ありますが、プロダクトの魅力をどう伝えようか悩むといった幸せな悩みです。心の底からPark Directが便利と思えているからこそ、私も今働くのが楽しいと感じていて、ニーリーの皆さんもいきいきと仕事をしているのではないかなと思っています。

就活の軸に掲げた3つのポイントもすべて実感できているなと感じます。

①人の思考と向き合い続ける仕事
②成長市場のベンチャーやスタートアップ
③挑戦する打席を掴める環境

①について、Park Directは関わる人がとても多いサービスなんです。まず駐車場の管理会社様、オーナー様、借主様がいて、ニーリーに投資してくださっている投資家の方々や銀行。もちろん社内も自分が所属するクライアントサクセスだけではなく、セールスやオペレーション、新規事業、エンジニア、コーポレートなどなど……。

例えば借主様から見たPark Directと管理会社様から見たPark Directは違うはずですし、それぞれどんなメリットがあるのか、どんな懸念点を抱えているのかなど、多角的に捉える必要があります。駐車場ビジネスというと一見、人の思考とは関係ないような気もしますが、実は密接に繋がっていると感じています。

特にクライアントサクセスグループは、社外とのやりとりが非常に多い部署なので、関係構築が非常に重要です。前提として会社対会社の関係ではあるものの、そこから一歩踏み込んで「あなただからお願いしたい」と言われるような関係を作っていければと考えています。

②について、ニーリーは現在も会社規模をどんどん拡大している最中ですし、将来的な上場を目標に据えて進んでいます。そうした点が③にも繋がっていて、入社してまだ2ヶ月ほどですが、いろいろなことに挑戦させてもらっています。

先日も自分で手を挙げて、新しく契約いただいたクライアントとのキックオフミーティング(Park Directを始めるための最初のミーティング)を担当させてもらいました。まだまだ一人で完璧に対応するのは難しいのですが、上司からも「一旦トライしてみよう!」と背中を押してもらって。サービス内容や今後の流れといった決まった内容の説明をメインで担当して、クライアントからの質問に対しては同席してもらった上司のフォローをいただきつつ対応しました。

新卒社員が私一人のため、かつスタートアップは一人一人の業務量が多く忙しそうでもあり、困ったときに質問しづらいのではと心配していましたが、全く逆でした。分からないことが悪ではない文化なので質問をするハードルが低いです。むしろ1聞いたら5でも10でも返していただけます。新入社員でもやりたいと手を挙げたらやらせてもらうことができて、その挑戦をみなさんが応援してくれるのは本当にありがたいですね。

これからの目標


まずは、対応力を磨きたいと思っています。今は教えてもらったことを1つずつこなしていく段階ですが、いずれは何か問題が発生した時に、「じゃあ私がやります」だったり「それはあの人にお願いしましょう」という感じで、ぱっと状況を判断し対応できるようになりたいです。ニーリーで働く人の共通点でもありますが、仕事を自分ごと化して捉えているため守備範囲が広い人が多いです。私もすぐに解決策を考えて対応できる人になるために、サービスや業界の勉強を続けていきたいと思います。

また、今後はより多くのクライアントや、管理する駐車場台数が多いクライアントも担当できるようになっていきたいです。対応するクライアント数や管理台数が多くなるとそれだけ関わる人が増えますし、人の数だけ多くの疑問点が発生し、対応の難易度は上がりますが、どんどんチャレンジしていきたいですね。

サービスの展望

これは自分だけの考えではないですが、月極駐車場は駐車場サービスだけではなくて、もっと多様なサービスを横展開していける場だと感じています。

実際に現在ニーリーでは、契約者様向けクーポンや駐車場に関わるお得なキャンペーンを展開していますが、こうした取組みをきっかけに駐車場以外のビジネスの場も広がっていくといいなと思います。

就活生へのメッセージ:エネルギーが有り余っている人はぜひニーリーへ!


就活の軸が何であれ、先陣を切って自ら事業の成長のために向かっていけるようなエネルギー量が多い人はみんなニーリーに向いていると思います。まずPark Directの良さは私が自信を持っておすすめします。そのうえで、お客様にそれをどう伝えるかはその人次第。チャレンジをして自分でチャンスを掴みにいける人であれば、全力でフォローしてくれる人たちがいるのがニーリーです。

就活をしていると、軸が決まらなくて悩んだり、本当にやりたいことは何なのか、自分がどんな人間なのかがわからなくなって気持ちが揺らいでしまうときがあると思います。そういうときは、まず自分の譲れないものややりたくないことを洗い出してみるのがいいかもしれません。例えば私の場合は疲れ切った顔で満員電車に揺られている生活は嫌、というところから、いきいきと仕事をするためにはどうすればいいかといった観点で就活の軸を作っていきました。自分が嫌なことと向き合うのは勇気がいりますが、ぜひそこを乗り越えて、チャレンジしたい!と思える会社で頑張ってほしいなと思います!

株式会社ニーリー
ビジネス統轄本部 第一事業本部 クライアントサクセスG
和田 涼花 Ryoka Wada

2024年4月、ニーリーに新卒入社。大学時代は社会心理学を専攻し、勉学に励みつつも接客業のアルバイトに精を出す。様々なアルバイトの経験から、日々変化が多く挑戦できる環境を求めて、ニーリーへ入社。Park Directの複雑なプロダクトや業界課題と向き合いながらクライアント対応のために勉強中。趣味は旅行。大型連休で3か国ぐらい行ってみたい。

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