ニーリーの魅力は「人間力」。マネージャーとして挑戦する、チーム全体で成長する組織作り
はじめまして。2023年11月にニーリーへ入社した前田勇紀(まえだゆうき)と申します。これまで10年以上にわたって営業を経験し、ニーリーに入社当初はオンボーディンググループに所属していました。現在は2024年2月に立ち上がったアクティブサクセスグループでマネージャーを担当しています。
今回はこれまでの経歴やニーリーへ入社を決めた理由、現在担当しているアクティブサクセスグループの業務などをご紹介したいと思います。
販売スタッフを経て、営業としてのキャリアを歩み始める
はじめに、これまでの経歴を紹介させてください。
人と関わる仕事がしたくてパソコンソフトメーカーへ
一社目は火力発電の保守メンテナンス会社に就職しました。約3年働いた後、もっと人と関わる仕事がしたいと思いパソコンソフトメーカーに転職。当時はパソコンが急速に普及していた時代だったため、パソコンに関わる仕事ができればと思ったのもこの会社を選んだ理由です。
入社後は大型家電量販店の販売スタッフとして勤務。パソコンを購入されたお客様からのご相談に対し、「このソフトをお使いいただくともっと便利になりますよ」といったご案内をしていました。
その後、フィールドセールスに異動。ここから私の営業人生がスタートします。私の役割は販売代理店である家電量販店により多くの自社ソフトを置いてもらうこと。例えばご高齢のお客様が多い店舗であれば「将棋ソフトを置いたら集客や売上にも繋がりますよ」とご提案してソフトを置いてもらい、棚割や製品ラインナップを見直し売上を伸ばしていくんです。
自分の働きがわかりやすく数値として表れることや、ライバルがいることで張り合いが生まれるところに営業としてのやりがいや楽しさを感じていた時期です。
メンバーからマネージャーになり、ぶつかった壁
2社目で6年ほど働いた後、もっと営業として成長したい、IT業界でこれから市場を拡大するプロダクトがある会社で働きたいと思い、モバイルインターネット会社に転職。
ちょうどサービスが立ち上がった時期で、家電量販店に自社サービスの販売スタッフを配置したり、親和性の高い商品とのセット展開やイベント企画提案などで、売る仕組みを作っていくのが私の役割でした。
それまでは自分自身が動いて売上を上げていけばよかったのですが、これからは店舗にいる販売スタッフにサービスを売っていってもらわなければなりません。そのため各スタッフの強みや弱みを理解した上で、販売トークや接客のときの立ち位置などをスタッフと一緒に考え、売上につなげていきました。
スタッフの頑張りにも支えられ順調に売上が伸び、社内初のMVPを獲得。ただ同時に、人に動いてもらうというマネジメントの難しさも痛感した時期です。自分で考えて動くのは簡単だけれど、それをそのまま伝えても相手が動いてくれるとは限りません。どうやって伝えればよいのか、本を読んで勉強したり、周りの上司や先輩の動きをよく見て真似したりと試行錯誤する日々が続きました。
この会社では最終的に中部北陸支店長に就任し、約50名規模のマネジメントを担当。最年少組織長で知識も経験もないため、もっとメンバーのキャリア形成支援のスキルを磨きたいと、国家資格キャリアコンサルタントも取得しました。
その後、事業継承により勤めていた会社が親会社に吸収されました。吸収後はさらにマネジメント人数も約70名規模まで増えていたのですが、新しい組織では土日祝出勤など働き方の変化や、決められた指針に沿ってトップダウンで物事が進んでいくことなど環境に変化があり、私は自分で考えてみんなと一緒に作り上げていく環境が合っていると感じていたため、そうした環境を求めて転職することを決めました。
ニーリー入社の決め手は、他にないプロダクトと人
前職で一緒に働いていた里中さん(アクティブサクセスグループ)に声を掛けてもらい、2023年11月にニーリーに入社しました。
転職を考えていた時期にたまたま里中さんと会う機会があり、ニーリーを教えてもらったのがきっかけです。転職活動ではベンチャーやスタートアップを中心にみていたので、一度ニーリーの話も聞いてみようと思いました。
他がやっていないことをやっている
話を聞く中で一番印象的だったのは、Park Direct(パークダイレクト)というプロダクトです。Park Directのことは知らなかったのですが、「今こんな事業があるんだ!すごい!」と衝撃を受けました。これまでアナログな世界だった駐車場業界で、借主様がオンラインで駐車場を契約できるというのはとても画期的なサービスですよね。
それに管理会社様は個社ごとに駐車場の管理ルールが違うため対応が難しいのですが、それに対して社内のメンバーが一社一社と真摯に向き合えるよう頑張っているという話にも感銘を受けました。
他とは違うカジュアル面談
もう一つ印象的だったのは「人」です。ニーリー以外のカジュアル面談もいくつか受けましたが、ニーリーの面談は他とは全然違いました。フラットに話をしながらも自分のキャリア観や人生観を深堀りしていただいたので、カジュアル面談というよりキャリア相談に近い感覚だったかもしれません。自分だけではなく、ニーリーでのコミュニケーションはフラットだという話も伺い、そういう人たちが集まっている組織で一緒に働きたいなと興味を持ちました。
制約が少なくチャレンジできる環境も大きな決め手
最終的に入社を決めたのは、働く環境が自分の希望とマッチすることも大きかったです。私は結婚して子どもが3人いるのですが、今までずっと妻に育児を任せっきりでした。これからは家族との時間も大事にしたいと思い、転職にあたってはフルリモートかつフレックスという選択肢が取れる会社を希望していたんです。
コロナ明けの転職活動だったので、今はリモートでも今後は徐々に出社に戻していくという会社が多い中、ニーリーは働く人にも選択肢を提供するというポリシーで、フルリモート、フレックスを継続している、という点にも魅力を感じて入社を決めました。
入社して驚いたニーリーのフラットさ
入社して一番感じたのは、思った以上にフラットな組織だということ。経営陣も含めて、皆さんが本当にフラットに話をしているんですよね。Slackでの会話も、会議のときも、常に風通しが良く発言しやすい雰囲気があります。それに、発言に対して皆さんがポジティブに受け止めてくれるのもありがたいですね。
入社当初はわからないことが多いためどうしても質問や相談が多くなってしまうのですが、何か1つ発言すると皆さんが返してくれるんですよ。リモートで働くのはニーリーが初めてなので、入社前はどうやってコミュニケーションを取っていけばよいか心配していたんです。でも実際に入ってみると、その心配は無用だったなと思いました。
現在の担当業務:アクティブサクセスグループ
入社当初はオンボーディンググループに所属し、現在はアクティブサクセスグループに所属しています。
Park Directの「活用促進」を実現するアクティブサクセスグループ
アクティブサクセスグループは2024年2月に立ち上がった新しい組織です。これまではセールスが契約を受注し、オンボーディンググループがPark Direct上に駐車場の情報を公開、その後クライアントからお問い合わせがあればサクセスセンターが対応するという流れでした。これからは単に駐車場を公開していただけではなくて、その後も我々から能動的にクライアントのサクセス=利活用を実現していこう、と発足したのがアクティブサクセスグループです。
例えば空車の駐車場が1ヶ月でも早く埋まれば、クライアントにとってはその分の収益がプラスになります。これまでアナログ管理していた借主様のデータをすべてPark Directに切り替えてオンライン上で管理できれば業務負荷もかなり軽減され、作業や対応に追われていた分の時間で他の仕事を進めることができるようになります。公開だけでなく活用いただくまでのスピードを少しでも速めることで、クライアントへの価値提供の拡大に繋げていく、ということを目標としています。
現在は全部で15名ほどで、その中で「アダプションチーム」「運用支援チーム」「切り替え追客チーム」の3つに分かれています。
アダプションチームは、どのようにPark Directを活用すればクライアントの課題が解決できるか、クライアントの収益に繋がるか、などを考えて提案していくチームです。
運用支援チームは、例えばPark Directに情報を公開してから初めて駐車場の利用申込があったクライアントのサポートを行います。こちらから「ご契約おめでとうございます。何かご不明な点はございませんか」とお電話をするんです。初めての契約で何をすればいいかわからないというクライアントもいらっしゃるので、この取り組みは喜んでいただいています。
切替追客チームは、駐車場の借主様に対してこれまでの駐車場管理からPark Direct上でのオンラインの駐車場管理に切り替えていただく案内文をお送りした後に、メールや書類をご覧いただいたか確認したり、今回の趣旨を改めてご説明したりするチームです。
これから目指していきたいこと
お客様の声を一番届けられる部署として
お客様の声を一番キャッチできるのが我々のグループかなと思っていて。特にクライアントや借主である駐車場ユーザーのお困りごとや課題感など、我々がキャッチした内容を、横の連携で開発エンジニアの皆さんやセールスの皆さんに、クライアントの生の声としてシステムやサービスに反映できるようにどんどん届けていきたいなと思っています。
その結果、ユーザーが使いやすく、クライアントにももっと活用していただけるようなプロダクトの成長ができればいいですね。
一人一人が知識や経験を共有しあい、成長できる組織に
アクティブサクセスには相手から言われたことに対応するだけではなく、自ら仮説を立てて動ける力、そのために必要となる知識を積極的にキャッチアップしていく姿勢が求められます。
とは言え、全員が全部の知識を覚えるのは難しいのが現実です。より専門的な知識は長期的に全体で学びつつ、一人一人が自分が持っている知識や経験を周りに共有しながらみんなで助け合って成長していける組織を作るのが目標です。
その一環として、毎朝「朝練」と称して、自由に質問してお互いの不明点を解消しあったり知識をシェアしたりする仕組みを作っています。また、どうしても経験が長い人に知識が偏り属人化してしまっている部分があるため、一人でクライアントを担当するのではなくサブ担当制も導入して、その人でなくても対応できるよう業務の共有化を図っているところです。
社内の体制がどうであれ、クライアントや借主様をお待たせしていい理由にはなりません。お客様の利活用を早く実現するためにも、チーム全体が成長して、課題解決していける体制を構築していきたいと思っています。
これからも新しいチャレンジを続けたい
私個人としては、これまで10年以上の営業経験にプラスして、アクティブサクセスを経験することでコンサルティング的な業務やお金周りの知識、プロダクト知識やクライアント対応に必要なビジネススキルなどが身に付き、さらなる成長に繋がるのではないかと感じています。
また今後の上場に向けて、みんなが働きやすい環境づくりにも携わっていきたいですね。カジュアル面談でお話した時に、ニーリーは自ら手を挙げればチャレンジできる環境だという話を聞いて、それもすごく自分に刺さったんですよ。
アクティブサクセスとしての役割だけではなく、メンバーが増えていく中でエンプロイーサクセス・組織作り的な役割も担っていければいいなと思っています。
さいごに
アクティブサクセスは吸収できることが本当に幅広いので、学ぶことが好きな方には非常に魅力的なグループだと思います。これまで営業しか経験がないけれど、今後はクライアントの課題解決や新しいことにもチャレンジしてみたい方におすすめの環境です。
チームとして成長できるような環境を整えていっているので、未経験でも成長意欲が高く新しいことにチャレンジしたい思いがある方であれば、ぜひ安心して飛び込んで来てほしいですね。
株式会社ニーリー ビジネス統括本部 クライアントサクセス横断部 アクティブサクセスG マネージャー 前田 勇紀 Yuki Maeda
火力発電の保守メンテナンス企業でキャリアをスタート。もっと人と関わる仕事がしたいとパソコンソフトメーカーに転職し、販売職から初めての営業を経験、やりがいを感じはじめる。より営業として成長するために立ち上がったばかりのモバイルインターネット会社に転職し、社内初のMVPを受賞。約70名規模のマネジメントを担当し、メンバーのキャリア形成支援のために、キャリアコンサルタントの資格も取得。ニーリーは2023年11月に入社。趣味は家族との週末キャンプやドライブ。