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熱量を持ってプロダクトと接してきたエンジニアがニーリーを選んだワケ【入社エントリ】青井将大

はじめまして!2023年8月から株式会社ニーリーにソフトウェアエンジニアとして入社しました、青井将大(あおい まさひろ)です。

今回は私の入社エントリを書かせていただきます。この入社エントリを通じて、ニーリーの魅力を皆さんに少しでも伝えることができれば幸いです。



これまでの経歴と自己紹介


最初に、これまでの自分の経歴を織り交ぜつつ自己紹介をさせてください。

私のパーソナリティとこれまでの人生を一言で表すと、『知的好奇心にあふれる雑食人間』です。

学生時代は生命科学を主軸に、結び目理論、関数解析学、量子力学や場の量子論などなどの基幹的な数物系学問の勉強会を開催&参加したり、ラテンアメリカの文化史や日本の着物の歴史を学んだりなど、対象は文理を問わずただただ自分の興味の赴くままに勉強をしてきました。


学生時代に研究室で撮影した写真

そんな中、大学で学んだプログラミングでのモノ作りや研究でのデータ分析に面白さを感じ、ITの世界に飛び込むことを決意しました。

私の社会人デビューの1社目は様々なtoB向けプロジェクトに参画できるSES企業でした。ここではモバイル通信インフラ業や保険業、運送業やマスメディア系企業などなど、多岐に渡る業種のSIerさんとお仕事をさせていただきました。プロジェクトが変わるたびにドメイン知識を吸収していくのは一般的にはつらいことだったのかもしれませんが、雑食人間の私にはそれらが常に新鮮な知識として感じられたので、いつも充実した日々を過ごしていました。

入社2年目以降は、開発業務だけでなく新卒育成の機会にも恵まれ、未経験で入社した新社会人たちにPythonを使ったプログラミングの指導も担当するようになりました。開発と指導を続けるうちに、いつの間にか社内システム開発のWEBアプリケーションエンジニアとして皆さんから頼っていただける存在になることができて、今のエンジニアとしての自信に繋がったんだと感じています。

そして2社目はtoCのデザインコンサルティングが主力事業の外資系企業でした。UX/UIデザイナーが多く在籍していて、ユーザー体験を主軸にしたプロダクト開発に強みのある企業でした。この会社を選んだ理由は、社内システムだけではなく広く一般ユーザーに価値を提供できるエンジニアになりたいと切望したからです。

日々の業務ではモバイルアプリの開発や運用保守にとどまらず、クライアントやユーザーから直接フィードバックをもらって根本的な方針を検討したり、アプリのデザインについてUIデザイナーと議論を交わしたりもしていました。社会人になってエンジニアやPM以外とあまり会話をしてこなかった自分にはとても新鮮な経験でした。


ニーリーに入社した3つの理由


そしてニーリーは私にとって3社目になります。

企業向け(toB)にも一般ユーザー向け(toC)にもサービスを提供しているニーリーは、これまでの私のキャリアにとてもフィットしたものでした。

私が転職活動で重要視していた軸は、以下の3つでした。

1. 事業・メンバーから熱量を感じるか
2. 事業を通じて社会への貢献ができるか
3. 部署や立場の垣根を超えてフラットなコミュニケーションが取れるか

これらを1つずつ掘り下げていこうと思います。


1. 事業・メンバーから熱量を感じるか


「面談担当者に事業の魅力、プロダクトの魅力をアツく語ってもらえるかどうか」

私がカジュアル面談で最も意識していたのはこの点です。

企業によっては開発チームのエンジニアがカジュアル面談を担当してくださることもあり、淡々と企業やプロダクトの説明をされたこともありました。カジュアル面談でアピールしたいポイントがどうにも不明瞭だったので、
『御社の事業やプロダクトにあなたが感じている魅力ってなんですか?』
と質問してみると答えに窮してしまう方もいらっしゃいました。

それが必ずしも悪いことだとは思っていません。事業やプロダクト以外の部分(例えば開発環境や報酬、人間関係など)に魅力を感じていて、それでいて成果を出していることは誇るべき素晴らしいことだと思います。

ですが、少なくとも私は事業やプロダクトに愛を感じたいと考えており、そういった企業様とはカルチャー面で合わないかもなぁと思い、カジュアル面談の段階で選考を辞退するケースもままありました。

ニーリーでは、CTOの三宅さんにカジュアル面談を担当していただきました。私が質問するまでもなく当然のようにアツく事業とプロダクトの魅力を語ってくださり、

「この人と一緒に仕事がしたい!!!」

とカジュアル面談の段階で思ったほどです。他企業でもCTOの方とカジュアル面談をしてきましたが、三宅さんからは真っ直ぐに仕事に向き合ってきた実直さや本気さ、そして事業への愛をダントツで感じました。今私がニーリーに在籍して楽しんでお仕事をさせていただいているのも、99%CTO三宅さんのおかげと言っても過言ではありません(笑)

また、私がニーリーに魅力を感じた要素の1つとして、ニーリーのエンジニア向け会社紹介資料「熱量と冷静さの共存」というワードがあったのもあります。事業成長を牽引していくという熱い想いをメンバー全員で共有することを前提に、一方で冷静にエビデンスをもとに行動していく、というのは今の私の価値観にマッチしていました。

ここで言う冷静さというのは俯瞰的視野やメタ認知とも言い換えられると思います。

行動を起こすにあたってその行動の意図や目的、評価方法などを意識して行動することで時間当たりの成果を最大化する、そして不要不急な仕事はあえて先送りにする判断などは、仕事を進めるうえで大切なことだと私も考えています。


2. 事業を通じて社会への貢献ができるか


「事業の一番のモチベーションがマネタイズ(≒利己的)ではなく、特定のドメインやひいては社会そのものの変革を掲げている(≒利他的)か」

自分のエンジニアリングスキルで人の役に立ちたいという思いがあり、それを実現できそうな事業をおこなっている会社を探していました。

Park Directは、不動産会社様にとっては月極駐車場の管理業務やカスタマー対応業務の負荷軽減に繋がりますし、借主様にとっては契約や検索体験を向上してくれる、という異なる2つのドメインに対して価値を提供するSaaSです。

さらに、ニーリーではPark Direct事業を通じて蓄積されたデータを、国内のEV普及に利用していこうと計画しています。
国内のEV普及は日本の脱炭素社会への変革のための大きな一歩であり、Park Direct事業がそのインフラ的役割を担えるのだと思うとワクワクしました。

またニーリーをスタートアップ企業として評価したとき、シリーズAの資金調達が完了していることから、「Park Directを主軸とした事業が今後さらなる成長と社会的影響をもたらしうる」と投資家の方々から判断いただいている、というのもニーリーに魅力を感じたポイントの1つです。

そして(これは入社後に知ったのですが)国内トップクラスのモビリティ企業であるトヨタ自動車株式会社とニーリーとの業務提携を結んだことにも魅力を感じました。社内の人間や投資家だけではなく、他の大手企業からもPark Direct事業をご評価いただいているというのは、もし選考中の私が知っていたらさらにニーリーに大きな魅力を感じるポイントだったろうなと思います。

ニーリーのミッションに「社会の解像度を上げる」というものがあり、それはまさに私の考える「事業を通じて社会への貢献ができるか」という判断軸にフィットしているものでした。

※7月31日付けプレスリリース「トヨタ自動車株式会社と業務提携」


3. 部署や立場の垣根を超えてフラットなコミュニケーションが取れるか


「餅は餅屋に、けど弘法にも筆の誤り」

私のポリシーとして他の人の仕事はどんな仕事であっても必ずリスペクトを持つ、というのがあります。かといって、仕事をするのは常に不完全な人であり、どうしてもケアレスミスや判断の誤りが発生してしまうものだと考えています。それは私も例外ではありません。

荀子という中国の儒学者は「諫めを拒み非を飾り、愚にして同を上べば、國必ず禍あり」という言葉を残しています。
これを現代的に換言するならば「YESマンだけを重用するな」という意味だと私は解釈しています(あくまで個人的見解です)。

これをITプロダクト開発の文脈で捉えなおしてみると、事業やプロダクトの価値の最大化というのが開発エンジニアとしての至上命題で、その過程で他人の指摘を素直に聞き入れる必要があるのであれば自分の感情よりそちらを優先すべき、ということです。

ニーリーでは職域の染み出しを推奨する文化があり、リスペクトを持つ前提でお互いの意見を交わすことのできる環境が整っているとのことでした。他の人の担当領域に興味をもってコミュニケーションをとるのが好きな私には、そういったニーリーの文化に魅力を感じました。


ニーリーに入社して感じた職域の染み出しと自律自走の大切さ


ニーリーに入社してみると、職域の染み出しは確かに積極的に行われている印象でした。しかし、全員が自走度高く染み出してバリューに繋げることができているかでいうと、まだこれからの部分もあります。

ニーリーは元々小さなスタートアップであり、その当時の創業メンバーから次の世代の社員である今の各チームリーダー達への権限委譲がようやく完了したばかりです。そして、組織のさらなる拡大のためにはチームリーダー達の業務の負荷分散が必要であり、そのためには私のような社歴の浅いメンバーがより一層自律的に行動し自走していくことが求められます。

ニーリーにおいては、自律自走と職域の染み出しは表裏一体です。これからなお一層主体的に仕事を進めていって、職域の染み出しを積極的に行うことで少しでもリード層の助けになることができたらと考えています。

それから、エンジニア観点で入社前の想像を超えてきたのは、開発体験の向上にかなり力を入れているということでした。自動テストや自動デプロイのCI/CD構築はもちろんのこと、カンバンやDesign Docを書く文化やゼロダウンタイムリリースのパイプライン構築など、スタートアップ企業なのに隅々まで整っているな~!と好印象でした。


現在の担当業務とこれからの目標


現在はPark Directの機能追加やBugfixに精力的に取り組んでいます。開発チームは常にissueドリブンですので、自分たちでissueに気付き、より良いプロダクトを作っていく、より良い開発体制を作っていくんだという熱量をメンバーの皆さんと常に共有しながら仕事を進めています。

まだ入社して日も浅く、まずは目先の課題発見と課題解決に精力的に取り組んでいきたいと考えています。ひいてはプロダクトと組織の成長に貢献して、事業成長の主軸を担う存在になれたらと思っています。そしてさらに将来的にはPark Directを通じて国内のEV普及にフルコミットできるのが私の理想です。

自分のエンジニアリングスキルを発揮して事業を成長させてそれを通じて社会貢献をしたい、という情熱がある人であれば、ニーリーは最高の環境だと思います。

ぜひ一度カジュアル面談を通じてニーリーをさらに知ってもらえれば、もっとニーリーを好きになってもらえると思います。一緒にモビリティSaaSの未来を切り開いていきましょう!


株式会社ニーリー プロダクト開発本部 プロダクト開発グループ
青井将大 Masahiro Aoi

早稲田大学を卒業後、株式会社エニプラにてSESエンジニアとして多岐に渡る業種の社内WEBシステム開発に従事。その後Concentrix CatalystにてUX/UIデザイナー達とデザインドリブンでアジャイルなモバイルプロダクト作りを経験。2023年8月に株式会社ニーリーに入社。趣味は雑食だが食事は肉食派であり、月見バーガーと二郎系ラーメンの2つはこの世の森羅万象の問題を解決してくれると信じている。

ニーリーでは、事業拡大に伴う組織強化のため、多様な職種で⼈材を募集しております。
詳しくは、採用特設サイトをご覧ください。
採用特設サイト:https://jobs.nealle.com/

また、少しでもご興味を持っていただいけたら、オープンポジションのカジュアル面談も実施中です!
https://herp.careers/v1/nealle/HT6slw2HulGr


■開発メンバーとのカジュアル面談はこちら

・三宅 克英(取締役CTO)
モビリティSaaSのプロダクトグロースについてお話しましょう

・菊地 弘晃
Mobility SaaSを一緒に開発しませんか?

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