34歳からキャリアチェンジ!事業推進できる開発者を目指して
はじめまして!エンジニア暦3年目、2024年4月にソフトウェアエンジニアとして入社した畠山大(はたけやま ゆたか)です。
このエントリーでは私の経歴と入社理由をご紹介しつつ、ニーリーの開発者として働くことの魅力をお伝えできたらと思います!よろしくお願いします。
これまでの経歴
経営コンサルタント時代
エンジニアになる前は中小企業向けの経営コンサルタントとして働いていました。クライアントの課題に対してさまざまな調査を行い、原因追及や問題解決に向けた支援をする仕事です。
現状分析や分析結果から原因や対策を考える作業はとても楽しく、コンサルタントの業務はやりがいのあるものでした。しかし、練り上げた計画をお客様に実行していただくのが難しいことも多く、次第に「課題解決を提案するだけでなく、実施できるプレイヤーになりたい」という思いが強くなりました。そこで、ITを駆使して課題解決する職業として、エンジニアへキャリアチェンジしました。
受託開発時代
前職は受託開発企業のエンジニアでした。大企業の業務システムからベンチャー企業のSNSアプリまで、さまざまな案件に携わることができました。
何千行におよぶ巨大なファイルやテストがないレガシーな環境、予算や工数の制限から場当たり的な実装になってしまった案件などを経験し、力およばず悔しい思いもしました。そこから、「課題解決に適したシステムはどうあるべきか」「より価値を出すためにどう開発を進めるべきか」を考えるようになり、独学や社外勉強会を通じてDDD・スクラム開発を学び始めました。
ニーリーとの出会い
2023年、年末の牡蠣小屋で...
スクラムの勉強会コミュニティで出会った”リンさん”と牡蠣小屋でワインを飲んでいた時、「カジュ面(カジュアル面談の意)うけてみませんか?」とお誘いをいただきました。
※リンさんこと大友凜さんの入社エントリはこちら
当時はエンジニアになってまだ2年目であり、転職の選択肢は頭にありませんでした。
正直に言って「月極駐車場のオンライン契約サービスか... 不動産テックは考えてもみなかったな〜」という印象でした。しかし、興味の対象が似ているリンさんが「面白い!」と熱弁する事業は一体どんなものだろう?と気になり、まずはカジュアル面談を受けてみることにしました。
カジュアル面談で事業の面白さを確信
CTOの三宅さんとカジュアル面談を行い、以下のような感想を持ちました。
「月極駐車場というドメインは面白い!」
意外にも、月極駐車場マーケットは市場規模が約3兆円という巨大マーケットにも関わらず、DXは他業界と比べ遅れており、いまだにアナログな方法で手続きが行われています。したがって、ITで解決できる問題が多くあり、解決できた時のインパクトも大きい領域だと認識しました。
※月極駐車場のマーケットを詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください!
また、駐車場契約にまつわるデータを考えると、駐車場自体のデータ+モビリティ関連データ(自動車ユーザーデータなど)がつまった非常に活用可能性の高い情報が集積されており、将来的にはモビリティSaaS領域への事業展開も視野にはいります。駐車場マーケットに対する新たな観点が生まれ、わくわくしました。
「Park Directは明らかに価値を生む良いサービスだ」
実際に何度か紙の契約書で駐車場を契約したことがあり、はじめてPark Directを知ったときは「オンラインで賃貸契約が完結するの!?」と驚きがありました。
単に駐車場を紹介して終わりではなく、契約後の管理や支払いもPark Directで完結するため、駐車場契約を一気通貫で効率化できます。利用者として使用する価値が明確であり、駐車場を管理する不動産会社にとっても業務効率化できる良いサービスだと思いました。
「三宅さんの言葉で転職の覚悟が決まった」
三宅さんにはニーリーの紹介だけでなく、人生のお悩み相談にも乗っていただきました。その中で「生き方は人それぞれで良いと思うけど、僕は成長できる環境に身を置くことが大切だと思う」という言葉をいただき、ハッとしました。
たしかに現職でもエンジニアとしてのキャリアは積めるが、本当になりたいエンジニアになれるのか?を問い直しました。事業にとって最適な開発ができるエンジニアでありたい。そのためには環境を変える必要があると考え、転職する覚悟が決まりました。
ニーリーに入社した理由
理由は3つあります。
1つ目は「チャレンジしがいのある課題がたくさんあるから(業界の魅力)」です。前述の通り、駐車場マーケットには大きな魅力があり、課題解決できた時のインパクトがあることから、挑戦しがいのある業界だと思いました。
2つ目は「望む方向にスピード感をもって成長できる環境だから(会社の魅力)」です。急成長している、かつ、高い目標設定を掲げていることから、事業推進に直結する開発のチャンスがあり、エンジニアとして出遅れた自分が飛躍するために最適な環境だと考えました。
3つ目は「企業文化&関わった人たちを好きになったから(人の魅力)」です。飲み友でニーリーを紹介してくれたリンさん、キャリアのアドバイスをくれた三宅さん、最終面接で自分のキャリアチェンジを肯定してくれた養太さん、「この人たちと一緒に働きたい!」と率直に思いました。
現在の担当業務
私が所属しているプロダクトグロースチームは、Park Directの機能開発を行い、ユーザーへの価値提供・新規ユーザー獲得などを目指すチームです。
開発対象は大きく分けて貸主側(toB)と借主側(toC)のサイトがあり、私は主に借主側(toC)の開発に携わっています。
直近の業務では、契約者様が利用する「マイページ」を実装し、現在もより価値のある機能にすべく追加の開発を行っています。Park Directには、以前までいわゆる「ユーザーページ」のような機能が存在せず、ユーザー情報の変更など各種手続きは「お問い合わせページ」から個別の導線でお問い合わせいただく必要がありました。そこで、契約者様に関する手続きやお問い合わせを「マイページ」という形でまとめ、導線や認証を一本化するような実装を行いました。
以前よりも自然な形で情報が集約され、実際に自分で利用してみても使いやすくなったと感じます。
マイページ実装にあたっては、ビジネスサイドと意見を交わしながら要件定義・基本設計を行い、事業や利用者にとってどうあるべきかを確認しながら開発を進めました。ただ言われたものをつくるのではなく、より良いアイディアが浮かんだ時はエンジニア側から積極的に提案していく文化があると感じています。
そしてこの「なぜやるか?」を理解した上で、「どう実現するか?」をプレイヤーとして実践できる環境は、まさに求めていたものでした。入社後すぐ、目に見える箇所の実装を担当させてもらえたことも嬉しい限りです!
入社後に感じたこと
全社の一体感
ニーリーには開発含め多くのチームが存在しますが、全社一丸となって目標を追いかける姿勢が印象的でした。コンサル時代にさまざまな企業と関わってきましたが、会社規模が大きくなるほど縦割りで部署ごとに性格が色濃くでる企業が多かったと記憶しています。
ニーリーはどのチームも最終的な会社の目標を見据え、その上でブレークダウンされた個別の責務を果たそうとする「事業理解の高さ」を感じました。日々のSlackでもチームを超えた議論やコミュニケーションが活発に行われています。
専門家が集まる強さ
開発組織の規模に対して、多様な専門家が集まっていると感じました。SRE、QA、アーキテクト、アナリティクスエンジニア、デザイナーなど、それぞれの専門家が社内にいて気軽に相談できるため、多角的な視点での議論・疑問の解消ができていると感じます。
自分の開発に専念できるのも、アジャイルに開発できるのも、各チームのみなさんのおかげですね。この場を借りて改めて感謝をお伝えしたいです。
ニーリーで開発をやる面白さ
本当にたくさんありますが、ここでは特にオススメしたい2つの面白さをご紹介します!
事業に染み出し企画から運用まで経験できる
ニーリーでは、開発者がビジネスサイドの決定などにも染み出して、一緒に議論しながらサービスを開発します。開発者のプロダクトへの熱量が高く、開発者同士で事業について語り合う文化があります。
企画や要件定義などの上流工程から運用・保守までを一貫して行うため、大きい裁量をもってフルサイクルに開発することができます。実際、まだ入社して半年程度の私もビジネスサイドに提案を行って、一緒に要件を決めています。
フルサイクルを担当するといっても、前述の通り各専門家チームがいるため、たとえばテストならQAチーム、CI/CDならSREチームに気軽に相談ができます。オーナーシップをもって事業と一緒に成長していきたいエンジニアの方にはぴったりな環境だと考えます。
成長スピードと不完全さ
ニーリーは成長期の企業であり、日々新たな要求が生まれ、その実現・改善が行われています。明確に解くべき課題が多くあり、課題解決が成果に繋がりやすいため、開発者にとってやりがいのある環境だと考えます。
また、アーキテクチャや開発環境も整っている領域とそうでない領域が存在しています。では実際に何が問題で、どう改善したらよいか?それがリアルタイムに議論され、アイディアを出し合い、実装され、改善されています。入社直後と現在を比べると、圧倒的に改善されていることを実感できます。そんな不完全な環境を自分たちで整えていく楽しさがニーリーにはあると思います。(楽しいと思えるかは個人差がある部分だと思いますが、私には刺激的です!)
これからの目標
事業を推進するエンジニアとして成長するべく、事業成長を阻む複雑な問題に挑戦していきたいです。
そのためには、Park Directの複雑な業界知識・業務知識の理解が必要不可欠です。適切なドキュメントが揃っている段階ではないので、泥臭い領域を探索し、自分の頭で考え、地道に解像度をあげていきます。そして、エンジニアとして出遅れた自分に自信をもてるような実績を残し、みなさんに信頼してもらえる存在になれたら良いなと思います。
株式会社ニーリー
プロダクト統括本部 プロダクトグロース本部 プロダクトグロースG
畠山 大 Yutaka Hatakeyama
経営コンサルタント、東証プライム上場企業の経営企画を経験した後、2022年にエンジニアへキャリアチェンジ。受託開発企業で勤怠管理システムやSNSアプリの開発保守に従事。2024年4月から株式会社ニーリーに入社。事業にとって全体最適な開発ができるエンジニアでありたい。
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