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インフラから、社会にプラスの影響を与えるプロダクトを支えたい ~エンジニアインターンでの直感を信じて入社~

はじめまして、SREチームの森原大地と申します。2024年3月にニーリーに入社し、8月まではインターン、9月からはフルタイムとして働いています。もうすぐ入社して1年になりますが、改めて経歴や入社理由、今後の目標をまとめたいと思います。

経歴


ニーリーが1社目なので新卒(26歳なので新卒と呼べるかは微妙ですが笑)です。学生の時に脚に大きな怪我を負い、まともに歩くことができなくなったため、リハビリに専念するために大学院1年の10月から2年間休学することになりました。かねてよりIT業界には興味があったので、休学期間にプログラミングやAWSの勉強を行いました。2年間の休学後に大学院に復帰するかどうか迷いましたが、まだ脚が万全ではなかったことと、IT業界で働きたいという意思が明確であったので、そのまま退学することを決意しました。

趣味は二郎系ラーメンを食べることです。


ニーリーを知ったきっかけ


ニーリーを知ったのは不動産管理会社で働く母との会話がきっかけでした。「駐車場は振り込み忘れが圧倒的に多く催促の電話をする必要があるので、管理に手間がよりかかる一方で収入は小さいのでコスパが悪い」という話を聞きました。何か便利なアプリやサービスはないのかと思い探してみると、Park Direct(パークダイレクト)を提供しているニーリーを見つけました。

ちょうどその頃は、脚の状況的にフルタイムはまだ無理でもパートタイムならそろそろ働けそうで、IT業界でパートタイムで働きたいなと思っていた頃でした。そして現在の私の上長である菊地さんのX(ツイッター)でニーリーのSREインターン募集をしている投稿を見つけました。学生ではないのでインターン採用は無理だろうと思いつつも、PittaのDMで菊地さんに働きたい趣旨を伝えると選考してくださることになり、最終的に選考を通過してインターンとして採用していただきました。

ニーリーに入社した理由


3月からインターンとして半年ほど働いていたのでフルタイムとしてニーリーに入社する意思決定は非常に簡単でした。直感的にここで働きたいって思っていたのが一番大きいのですが、具体的な理由も幾つか紹介したいと思います。

1/ 社員の熱量と主体性

開発チーム全体を通して皆が主体的にモチベーション高く働いている点です。自らが能動的に考え開発する文化があるので、自分も高い意識を持って働くことでエンジニアとして成長しやすいと同時に、開発チーム全体で同じゴールを目指し一体感もあるので非常に働きやすい環境だと思います。

2/ 意味のある仕事と達成感

最初のタスクがフロントエンドのfeature環境構築のためのCI/CDの作成でした。これまで手動で10分くらいかけてポチポチする必要があったものがCI/CDが整備することで自動でfeature環境をデプロイできるようになりました。

初めてのタスクを完了した後に開発のメンバーからとても便利になったとフィードバックをいただき、達成感があったのを覚えています。

3/ 事業(Park Direct)がより便利な社会につながる

Park Directは圧倒的にプラスの影響を社会に与えていると断言できることも大きな要因でした。インフラ系のエンジニアであるので日々の業務で直接プロダクトと関わる機会は少ないですが、自分の頑張りや仕事がより便利な世の中につながるという事実が働くモチベーションにつながると思います。

担当業務


ニーリーはPark Directの他にPark Direct for Business(以下PDBiz)というプロダクトを提供しています。PDBizはPDと比べてインフラやCI/CD周りの整備ができていない状況です。そのためElastic Beanstalk -> ECSの乗り換えをはじめ、AWSのネットワークの整備やCI/CD、ログ周りの整備を進めています。現状はビジネスに対して直接的な影響はありませんが、今後事業をさらに拡大していくためには必要不可欠な準備です。

また、最近行った業務の1つであるKPI集計のために秒単位の正確性でAuroraのスナップショットを作成する仕組みを構築した話を紹介したいと思います。

ニーリーでは毎月特定の日時のDBのスナップショットをKPIの集計に使用しています。以前はAWS Backupの機能を用いてDBのスナップショットが毎月自動で作成されていましたが、2つの問題がありました。

1つ目はAWS Backupのバックアップウィンドウが1時間であるので、毎月のスナップショットの作成時刻に最大1時間のずれが生じることです。

2つ目が自動取得している日時以外にも取りたい場合には手作業でスナップショットを作成する必要があることです。本番データを扱っているので手動のオペレーションはセキュリティ的によろしくなく、改善する必要がありました。

これらの問題を受け、秒単位で時間指定したスナップショットを作成できる&手動トリガーもできる仕組みを構築することにしました。

具体的な仕組みの内容は下のテックブログにまとめられているので、興味のある方はぜひご一読ください。


SREチームは他にも様々な業務を行っています。これまで行われた業務がテックブログに綴られているので、興味のある方は下のテックブログからSREチームの活動を是非ご覧ください!


これからの目標


技術面の目標としては、インフラ周りのことならまず自分に聞いてもらい、問題を解決できるような存在になることを目指しています。1年目の私にとってはまだまだ長い道のりだと思いますが、エンジニアとしての技術的なゴールはそこだと思っています。

もう一つの目標は、ビジネス的な視点を持って業務に取り掛かることです。
一般的にインフラ業務はビジネスからは遠く、直接的な事業へのインパクトは与えづらいと思います。しかしインフラの改善が開発速度やコスト削減に直結するため、事業をスケーリングしていく上で非常に重要になってきます。技術的な視点だけでなく、ビジネス側の視点も持ちながら意思決定や提案を行い、ニーリーのさらなる成長に寄与できるエンジニアになりたいですね。


株式会社ニーリー 
プロダクト統括本部 プラットフォーム開発グループ
森原 大地 Daichi Morihara

2024年3月にニーリーに入社。半年のインターンを経て同年9月よりフルタイムに移行。大学時代は工学部で半導体関連の研究室に所属。分子動力学シミュレーションを用いて半導体製造過程の1つであるエッチングに関して研究を行っていた。


ニーリーでは、事業拡大に伴う組織強化のため、多様な職種で⼈材を募集しております。詳しくは、採用サイトをご覧ください。
採用サイト:https://jobs.nealle.com/

また、少しでもご興味を持っていただいけたら、オープンポジションのカジュアル面談も実施中です!
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