転職する気が無かったデザインエンジニアが1人目デザイナーとしてニーリーへ入社を決めた時に考えていたこと
はじめまして!おとべです!
12月よりニーリーにて🥳一人目🥳の正社員デザイナーとして働いております。
このエントリーでは自分の経歴やバックグラウンド、ニーリーを選んだ理由や実際に入ってみての所感、そしてこの先やっていきたいことについてお話させていただければと思います。
これまでの経歴📜
お前誰、の方もいらっしゃるかと思うので、経歴の前に軽く自己紹介もさせてください!
おとべと申します。各種SNSはunotoviveというIDでやっているので興味があれば覗いてみてください🧐。好きな食べ物はうどんとパフェです。
前職や副業ではデザインエンジニアをしていました。なんやそれ、という話ですが、ここからは自分のキャリアとバックグラウンドについて話していきます。(んなことよりニーリーのことを話せ、という方はこのセクションまるごとすっ飛ばしても問題ありません)
ここからはほんとに経歴&バックグラウンド
はじまり
私のITキャリアは大学生の頃からスタートしました。情報系の大学でプログラミングを学びながら、初めてフロントエンド技術というものに触れた自分は、「ユーザーが直接触れるインターフェースを作る」「作ったものが直ぐに目の前に具現化される」というその特性に惹かれてフロントエンドエンジニアを志します。
バイト&UIへ
そこからtoB SaaSを作っている会社でフロントエンドエンジニアとしてアルバイトを始めたのですが、タスクをこなすにつれて新たな興味が芽生えました。
上述したフロントエンドの特性は、つまりUIデザインと密接に関わっているということであり、そこに惹かれていた自分にとってはUIデザインという分野も魅力的なアプローチに感じたのです。
大学の研究室でもUIデザインや、今思えばサービスデザインのようなことをしていて、この頃から「プロダクトを作る」ということに熱量を持っていたんだなと思います。
そこからUIデザインを独学(+α)していき、大学3年時には「UIデザインに染み出していける裁量があること」という軸で就活を行いました。
ゆめみ、デザインエンジニア
前職の株式会社ゆめみには、「UXエンジニアというUI×フロントエンドな領域が今後(トレンド的な意味で)来るよ!うちでやろうよ!」みたいな感じで採用していただきました。
ゆめみではUIデザインチームでUI案件をこなして修行をしたり、UIとフロントエンドの可能性を考えるデザインエンジニアチームの検討・立ち上げを行ったり、はたまたPdMのようなことをしてみたり。幅広い領域の経験を積ませて頂きました。
特に「デザインエンジニア(↑でUXエンジニアと呼んでいたもの)」の検討には力を入れていたので気になる方は見てみてください。(やめた会社の宣伝をするな)
転職活動?
ゆめみでは3年(アルバイト期間も含めたら4年)働いたのですが、2023年12月、紆余曲折あってニーリーに転職しました!🎉😋
実は転職意欲は特になく、ニーリー以外に転職活動をしていたわけでもない状態での転職でした。理由などはメインコンテンツなので後述しますが、そんなこんなで2社目としてニーリーを選びました!というキャリアやバックグラウンドなんだな、ということがうっすら伝われば良いかなと思います。
ここから本題、ニーリーとの出会い🤝
ニーリーとの出会いは、ゲーム友達が(ニーリーへ)転職をしたのがきっかけでした。ちょうどデザイナーを探していたらしく、カジュアル面談にお誘いいただきました。
その時点ではニーリーという会社名はもちろん、サービスのPark Direct(パークダイレクト)というのも全く聞いたことがないという状態でした
カジュアル面談(というかご飯)をしながら話を伺うと、働いているエンジニアの方々のプロダクトへの熱量や、ビジネス側への染み出しが大変魅力的な会社だなという第一印象でした。メインのプロダクトである「Park Direct」については、正直なところう〜〜〜〜ん、地味…まあ…必要な人には必要だよね…ぐらいの感じだったのですが、上述した熱量に惹かれて一旦副業で参加させていただくことになりました。
副業から選考へ💼
ニーリーで副業を始めて、改めてカジュアル面談で感じたエンジニアがプロダクトについて踏み込んでいる&熱量を持っているなというところを実感しました。
UIデザインを作成してコミュニケーションをしても、このデザインでどのように課題が解決されるのか、アプローチは適切なのか、等の(ただの実装者では出てこないような)議論に発展し、次第に自分もこの熱量でプロダクトを作っていきたい、という気持ちが強くなりました。
1年ほど副業をしてから本選考を受けさせていただいたのですが、実際に選考に進もうと思ったきっかけは何個かあります。
ニーリーが今期中に一人目デザイナーを採用してデザインの当たり前を整備していきたいというタイミングであった
上述のプロダクトへの熱量というところへのモチベーションが高くなった
他にも色々あったりはしますが、そんなこんなで選考に進み、そのタイミングでニーリーの様々な人とお話する機会をいただくことが出来ました。
惹かれたところ🥰
惹かれた部分は本当に多くありました。話せば話すほど経営に関わる偉い人々(取締役など)が本当に物事を深く洞察しているなと感じました。
代表とお話させていただいた際は、まさか知っているとは思わなかった化粧品のパッケージデザインの話が通じたり、CHROの方と話をさせていただいた際は人のモチベーションの根源についてとても興味のある話を聞かせていただいたり、この選考期間の自身の体験はとてもワクワクするものだったと感じます。🎪
またプロダクトについても、視野に入れている市場、駐車場にとどまらないモビリティSaaSとしてのビジョン、実際の利用者推移と今後の予測など、とても詳細に説明していただきました。
最初こそ地味なサービスと感じていましたが、今では壮大で伸びしろのある、そして面白さもあるサービスと感じています。(自身で駐車場を契約する機会があったということも大きいかもしれません)
その他にも、
最初から感じていたエンジニアのプロダクトへの染み出し方、持っている熱量(エンジニアだけではなく営業やサクセスチーム、コーポレートなどほとんどの人からこれを感じた)がスゴい
デザインを解決の一手として使えるような大量の伸びしろ(課題点)
一人目デザイナーとしてデザイン組織を定義していける裁量
複数の職種間でリスペクトフルな空気感、関係性
など、知れば知るほど魅力を感じる会社でした。💞
悩んだところ🤔
ニーリーに原因のあるマイナスポイントはほとんどありませんでした。福利厚生が多少減るかな?ぐらいのもので、本質的な悩みどころは別の部分にありました。
まず1つに、ゆめみでデザインエンジニアをもう少し突き詰めても良いのではないか、というキャリア起因の悩みです。
ゆめみではチームを立ち上げたとはいえ、まだまだデザインエンジニアという文脈で挑戦できることは沢山あったかと思います。その点はいまでも少し心残りです。また、ゆめみという会社はとても好きで、文化や在籍している人等、とても恵まれた環境だったと思います。
ニーリーに出会わなければ転職をしようなどとは考えもしなかったと思いますが、挑戦したいこと等を天秤にかけたときに自身の興味、そしてキャリアパスに必要なもの、という部分でニーリーに軍配が上がったというわけです。
もう1つにニーリーで一人目のデザイナーとなることへの心配です。
これはとても裁量高くコミットできると同時に、自身の力量によってプロダクト、ないしニーリー自体のブランディングに強く影響を与えてしまうということです。
色々な経験を積んだとはいえまだ社会人5年目程度のデザイナーであり、その重要な責務に耐えられるかどうか、もっと言ってしまえば自分なんかで大丈夫なのか、ということが一番大きな悩みであったと思います。
この点については副業時からコミュニケーションを取らせていただいたCTOにも相談をさせていただき、「基本的なマインドや姿勢があれば大丈夫、音部くん自身も成長しながらニーリーのデザインを作っていこう。サポートももちろんするよ(意訳)」との言葉をいただき、挑戦してみようという決心につながりました。
↑相談乗っていただいたCTOの三宅さん
実際にニーリーに入社してみて🫣
ニーリーに入社してはや2ヶ月が経とうとしています。
ある程度業務にも慣れ、多くの人と関わる機会もありましたが、事前にとても細かくInputをしていただいていた&副業をしていたこともあってか入社前と比較しての大きなギャップは発生していません。
副業の稼働では見えなかった細かいギャップは何個か感じたので、少しだけ紹介します。
Goodなギャップ👍
1 on 1 などで考え方などに対してフィードバックをもらえる
もしかして当たり前なのかもですが、前職ではそういう定期的な場はなかったため新鮮かつ大変ありがたいと感じました。
デザインの仕事は意外といっぱいある
プロダクトのUIデザイン以外にも、デザインが必要な部分は多数存在していました。実際に入社して業務委託の方のタスクなども俯瞰することで見えてきたギャップです。
みんなやさしい&コミュニケーションに困ることが無い
副業時も接点を持っていた方々は大変やさしく、適切なパスでのコミュニケーションが出来ていたのですが、エンジニアの方々以外も例外なくみなさんそんな感じで、実はすごいことなのではないかと思っています。 🥰
Nextなギャップ(正直そんな無いのでひねり出した)🌩️
デザインを活用するというイメージがあまりない
デザイナーが今までフルコミで居なかったこともあってか、こういうタイミングでこういうデザインがあれば、というようなイメージを持っている人が少ないように感じました。ここは今後のデザイナー啓蒙活動でどうにかしていきたいポイントでもあります。
Slackの絵文字があんまない
増やしたい 🍤
とまあこんな感じで大きなギャップを感じることなく、目下山積みの課題に対してアプローチをしていっています。
デザイナー1人とはいえ、業務委託の方やCTOのサポートもあり、それなりに楽しくやらせていただいております。
今やっていること🎨
実際に1人目デザイナーとしてジョインをし、現在は様々な業務を行っています。プロダクトのUIデザインはもちろん、グラフィック領域デザインをお願いしている業務委託の方のデザインレビュー、今後ニーリーにデザイナーがどう関わっていくのかの検討、はたまたテンションを上げるためのイベント向け動画の作成等、やることは山積みです。
やることはいっぱいあるので、限られたリソースでどこにコミットするのか、優先順位をしっかり検討しながら進めていくことがかなり重要だな、と改めて意識しています。
これからやっていきたいこと🔬
デザインで解決できる様々な課題がニーリーには転がって(もしくは隠れて)います。そんな中でも直近では、特に大きな課題となっているもの2つに注力できれば良いなと思っています。
プロダクトUIデザインの当たり前を整備する🛠️
現状のプロダクトUIは様々なデザイナーがその時の状況に応じて、もしくはエンジニアの方々が空気を読んで作っていったものばかりです。デザインシステム・スタイルガイドやマスターデザインデータのようなものは存在していませんでした。
ここを改善し、プロダクトに対してUIデザインの需要が発生した際にデザイナーがそれをキャッチし、適切なリソースをベースにスピーディーにUIをデリバリーできるような状態にしていきたいと考えています。
具体的には「デザインシステムの構築」「デザインタスクのフロー整備」「プロダクトバックログのデザイナーによるキャッチアップ」を軸に進めていきたいです!💪
ニーリーのVI(Visual Identity)を具体化する🍄
現状、ニーリーの対外向け資料は(そこそこきれいで良い感じではあるものの)コンセプトに一貫性が無いような状態です。今後エンジニアやデザイナーを更に獲得していくため、もしくはPark Directというプロダクトをお客様に選んでいただくため、一貫したVIを検討、定義、具体化していくことが必須なのではないかなと考えています。優先順位は上述のプロダクトUIに劣るものの、今年中にどう推進していくのかの方向性などは決めていきたいなと考えています。
最後に🙋♂️
この記事で少しでもニーリーに興味を持っていただいた方がいればぜひカジュアルに話しましょう!。よくある採用フローのカジュアル面談とかそういう大層なものではなく、情報交換や雑談程度でも大歓迎です!DMでもリプでもメールでもなんでも一報いただければとおもいます。
X.com / Instagram -> @unotovive
email: tec.unotovive@gmail.com
もちろんデザイナー以外のエンジニア、PdM、の方でも全方位で採用しているのでお気軽にご連絡ください!
だいぶ長々とした文章を最後までお読みいただきありがとうございました!
株式会社ニーリー プロダクト本部 カスタマー・グロース本部 カスタマー・グロースグループ
音部 拓海 Takumi Otobe
大学で情報学を学び、在学中の2018年頃からフロントエンドエンジニアとして働く。新卒で株式会社ゆめみにフロントエンドエンジニアとして入社。UIデザインを独学で学ぶ。ゆめみ内でデザインチームへ異動し、UIデザイナーとして働く。その後、ゆめみ内でデザインエンジニアチームを設立し、デザインエンジニアの在り方などを検討。
事業の可能性や働く人の魅力に惹かれて2023年にNealleに入社。一人目のデザイナー。
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