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「ニーリーで働く人紹介」取締役CTO 兼 開発責任者 三宅 克英

■プロフィール
取締役兼開発責任者 三宅 克英
新卒でシンプレクス株式会社に入社し、証券会社/FX会社向けのFXシステム案件のPL/PMを3年、メガバンク向けのデリバティブ商品のディーリングシステムやリスク管理システム案件のPMを7年担当。金融機関業務に関するシステムに精通し、2016年にはシンプレクス新卒最速でプリンシパルに就任。業務ではジェネラリストとしてマネジメント業務を実施。2017年に2人目のメンバーとしてニーリーに入社。現在は、取締役兼モビリティSaaS事業の開発責任者に従事。

ーこれまでのキャリアについて

前職は、金融機関向けのシステムを開発するシンプレクスという会社です。証券会社向けのFXシステムやメガバンク向けのリスク管理システム、海外拠点のフロント・ミドル業務システムなど、小規模なものから大規模なものまで、数多くのプロジェクトに責任者として携わっていました。シンプレクスでは、入社前に「10年で役員になる」と目標をたてていたので、そのためにどうすればいいのかをひたすら考えながら過ごしていましたね。ただ、周りには「逆立ちしても勝てないな」と思えるほど優秀な人材が多く、役員になるためには技術単独で勝負するのは厳しいと思っていたんです。

そこで、どうすれば自分の価値が出せるのかを考えた結果、さまざまなプロジェクトを経験してきたことを活かして「究極のジェネラリスト」になろうと決めました。一個に秀でるのではなく、すべての領域に対して「三宅、わかってるね」と言われるようになりたいと思い、勉強になると思うところには顔を出し、チャレンジを積み重ね、ジョブローテーションなどがあれば、自ら「行きたい」と手を上げていました。目標の達成に向けて必要なことはすべて自分で考え、行動に落とし込んだ結果、入社1年目からプロジェクトマネージャーを任せていただき、新卒最速でのプリンシパル(※)就任も叶えられたと思います。

※シンプレクス社内における役職名

ー ニーリーへジョインしたきっかけは?

前職では「クライアントの収益をあげるための事業」のシステムを作っていたこともあり、クライアントの収益に対して、直接貢献できていることにやりがいを感じていました。ただ、一方で「自社事業をやりたい」「事業を展開する側からシステムを作りたい」という思いが少しずつ湧いてきたんです。

入社してから5年目に、起業もしくは転職を考えて動いたこともあるのですが、自分は社長タイプではないので起業は難しいし、転職も当時はピンと来なくて。それで、シンプレクスで腹を括ってやろうと思い直し、その後も5年間在籍して仕事に取り組みました。でも、「自社事業をやりたい」という思いはずっと消えませんでしたね。さらに、自社事業をやりたいという気持ちに加えて、入社時の目標でもあった、役員になる、つまり経営側で仕事したいという思いも強くなっていました。当時は数十億円規模の大型プロジェクトを担当していたのですが、その規模感のプロジェクトを動かすのであれば、経営側として裁量権と責任を持って取り組みたいと。とはいえ、将来的に経営側になれるとしても時間がかかることがわかっていたので悩んでいました。

どうするべきか。やはり起業か、あるいは転職するべきか、と考えていたときに、シンプレクスで同僚だった代表の佐藤から声をかけられたんです。佐藤が先にシンプレクスを退職してニーリーを立ち上げてからも関係性は続いていて、「ニーリーで一緒に事業を作ろう」と誘ってくれました。ニーリーにジョインすれば、「自社事業を作る」「経営側で仕事する」という自身の理想を実現できると感じられたこと、なにより、また佐藤と一緒に働きたいと思っていたことが入社を決めた理由です。

ー ジョインしてからの5年を振り返ってみて

もう5年か、あっという間だったな、という感じですね。笑 短かいようで長いような5年間でしたが、真っ先に「楽しかった」と言えます。四六時中ニーリーのこと、Park Directのことを楽しく考えていますし、肉体的に辛いと感じることはあっても、精神的に辛さを感じることはあまりなかったですね。今年40歳になりますが、さらに成長できたと感じています。

ー ニーリーの強みと感じることは?

「モノを作る力」「売上を作る力」「やり切る力」を持ったメンバーが揃っていることです。たとえば、当社のインキュベーション事業ではクライアントの新規事業を一気通貫でお手伝いしています。事業計画の立案からプロダクトの作り込み、そして事業の立ち上げまでをやり切っており、業界や分野に関係なくクライアントから評価されています。上記の3つの力を持ったメンバーが揃っているからこそ、しっかり事業を回せているのだと思いますね。

また、自社事業であるPark Directも大きく成長していますが、仮にPark Direct以外の事業であっても同じように成長させることができたと確信しています。そう思えるだけの力を持ったメンバーが集まっていること、これが当社の強みですね。

ー ニーリーで働く魅力は?

魅力は「チャレンジできるチャンスが多い職場」であることです。僕たちは、入社して1年目だからとか、3年目でないとダメとか、年次や経験で縛る気はありません。結果を出せる。この人ならばやれる。そう思える人材なら、どんどん積極的に登用していきます。具体例をあげますと、マーケティング部に上村くんという新卒で入社したメンバーがいるのですが、彼は入社半年で月数千万円の予算を担当するようになりました。一般的に1年目からそれだけの予算を持つことは珍しいかもしれませんが、経営側としても、やみくもに予算を渡したわけではありません。上村くんは学生時代からインターンとして関わってくれていたのですが、その時の仕事に取り組む姿勢を鑑みて、「上村くんなら主体的に回してくれる、期待できる」と思い、抜擢しました。

行動して実績を出せば、チャンスが回ってくるということをメンバーには感じてもらえていると思います。実績を出すには打席に立つ必要がありますが、ニーリーには立てる打席がいくつもありますし、なんなら同時に2つの打席に立ってもいい。チャレンジできるチャンスの多い環境ですね。また、現在いくつかの部署では取締役が現場の責任者に名を連ねています。これは、ポジションが余っているとも言えますので、そういう意味でもチャレンジできるチャンスがあると思います。

ー 日々の仕事で大事にしていることは?

僕が大事にしていることは「背中で語る」、つまり実際の行動で示すことです。開発責任者としてプロダクトを作っている以上、何も知らない状態では意思決定できません。しかし、一から十まで、すべてを知ることは難しいため、メンバーに仕事を委譲していく必要があります。メンバーにスムーズに委譲できるようにするためには、まずは自分ができる状態を作ることが大切です。そして徐々にメンバーができるように委譲していく。そのために、自ら切り開いていき、背中で語る。そんなイメージを大事にしています

漫画やアニメなどで戦国時代の武将が先頭を切って突撃するシーンのように、みんなを引っ張っていくためには、先頭を切って走る姿勢を見せる必要があると考えています。後ろでふんぞり変えるのではなく、実際の行動で示すということを日々意識していますね。

ー 開発部署で一緒に働きたいと思う人は?

ニーリーでは、5つの行動基準のひとつとして「今、いいものを作る」を掲げています。開発部署では、とくにこのバリューに強く共感してもらえるかどうか、が一番大事だなと思っています。新しい技術を産み出したい。10年後を変える技術に挑戦したい。そんな姿勢は素晴らしいですし、リスペクトしています。しかし、僕たちは

「今あるベストな技術を使って世の中にある課題を解決する」

「今、世の中をよくする」

「制約下でも、今あるモノを使って、世の中を少しでもよくするソリューションやプロダクトを提供する」

ということにこだわりたい。そういう意味を込めて、「今、いいものを作る」を大事なバリューとして掲げています。これから新しいメンバーを迎えるにしても、妥協したくないことなので、この考えに共感してくれる方にプロダクト開発のメンバーとしてジョインしてほしいと思います。

一方で、成熟した組織や環境で働きたい、という方には合わないかもしれません。たとえば、エッジのきいた特殊な技術を使いたい、研究開発したい、オープンソースに貢献したいといった希望に対して、今のフェーズではまだ応えられるレベルにないからです。もちろん、ゆくゆくはそのような希望を持つ方も採用できる環境を整えたいと考えています。

ー 採用するうえで重視することは?

在籍しているメンバーは、掲げているミッション(「社会の解像度を上げる」)やカルチャー、人に共感して入社した、というのがほとんどです。このミッションへの共感やカルチャーフィットを重視することについては、採用数が増えてきたとしても譲りたくない部分ですね。ニーリーは正社員比率が一般的なベンチャーより低く、業務委託で外部のプロにお願いすることも多いんですよ。なぜなら、カルチャーフィットを大事にしており、事業を伸ばすためといって、単純に人を揃えるような採用はしたくないと考えているからです。カルチャーに合う人材を厳選したいものの、急いで人手を用意しなければならない場面もあります。そのような時でも、焦って採用することはせず、コストがかかったとしても業務委託として外部の方の力を借りるようにしています。

これからも人材を採用するにあたって、カルチャーフィットを大事にする気持ちは妥協したくありません

ー 個人と会社、それぞれにおける今後の展望は?

個人としては、「三宅がいらない」と言われるまで事業創造、事業グロースをやっていきたいですね。引退するまでに、世の中をよくするための事業を増やせるか、大きくできるかというのをずっと追求し続けたいと考えています。今後はプロダクトの数を増やしつつ、同時に早く進めていくことも求められるため、自分の分身というとおこがましいですが、人材を育成して複数のプロダクト事業グロースを展開していける組織を作りたいですね。

会社としては、将来的に人材輩出企業にしていきたいという思いがあります。もちろん、今はニーリーに留まって活躍してほしいですけど。笑僕も転職するときに背中を押されてチャレンジしているので、ニーリーもそうでありたい。もちろん、ニーリーで活躍し続けてもらうことが一番嬉しいですが、ニーリーで培ったことを次のステージでも発揮して、どこへ行っても活躍できる人材を輩出する会社にしたいと考えています。

ー 最後に、これから一緒になる方へ一言お願いします

チャレンジできる環境なので、自分で事業を作りたい、力を試したいと考えるのなら魅力的な職場です。まだまだこれからのプロダクトであり、組織ですので、一緒に作っていきたいと思える方は楽しめると思います。チャレンジして実績を作る機会も多くありますし、実績ができればさらにチャレンジできます。自ら意思決定してチャレンジすることに、ワクワクできる方とぜひ一緒に働けたらうれしいなと思います。やり方やプロダクト、チームを作り上げていく。0→1を生み出すという意味では、オープニングスタッフ募集に近いかもしれません。ぜひ一緒に作り上げていきましょう。


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